不動産を売る時の流れ
不動産の売却は、一般的には次のような順序で進みます。
●STEP1 売却のご相談
●STEP2 物件の査定(詳細査定)
●STEP3 媒介契約を結ぶ
●STEP4 販売活動を行う
●STEP5 購入希望者との交渉
●STEP6 売買契約を結ぶ
●STEP7 決済(残金授受・引渡し)
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
1.売却のご相談
物件の売却についてご相談いただくところから、お客様と当社とのお付き合いが始まります。
売却にあたってのご希望や、売却される理由、疑問やご不安な点などをお聞かせ下さい。
当社は、売主様にも買主様にも安心・安全な取引をモットーとしておりますので、物件のプラス面もマイナス面も、ありのままをお話しいただければと思います。
売買のご相談は全て宅地建物取引士の資格を持った不動産のプロが対応致しますので、安心してご相談ください。
ご来店でのご相談が難しい場合は、オンラインでのご相談も対応可能です。
事前に次の資料をご準備いただくと、より具体的なご提案やスムーズな査定(簡易査定)が可能です。
■登記事項証明書(登記簿謄本)(法務局で入手可能)
■地積測量図(法務局で入手可能)
■固定資産評価証明書(市役所等で入手可能)または納税通知書
■間取り図(建築図面など)
2.物件の査定(詳細査定)
宅地建物取引士の資格を持った担当スタッフが、役所やお客様の物件をご訪問して詳細な調査を行います。
物件の調査結果に基づく査定書をご提示し、最新の市場動向を踏まえて売出価格をご提案いたします。
なお、詳細査定をご依頼いただく場合は、次の書類をご準備ください。
■登記事項証明書(登記簿謄本)(権利証と呼ばれるものです)
■地積測量図 (法務局で入手可能)
■固定資産評価証明書(市役所等で入手可能)(納税通知書でも可)
■設計図書
■建築確認済証(原本)
■検査済証(原本)
■土地の実測図
■土地の境界に関わる資料(筆界確認書など)
■住宅ローン償還表(ローン残高が確認できる書類)
3.媒介契約を結ぶ
4.販売活動を行う
媒介契約を結んで頂いたら、いよいよ本格的な販売活動がスタートします。
インターネット上の各種不動産ポータルサイトや自社ホームページ、店頭看板、現地看板など様々な広告媒体で情報発信します。
それに加え、当社の最大の強み、地元で40年以上営業する中で築いてきたお客様や業者様とのつながりを生かして、多くの方々に直接ご紹介いたします。
また、販売活動の状況は、ご契約いただいた媒介契約に従ってご報告いたします。
5.購入希望者との交渉
物件を気に入ったお客様が現れたら、売却条件の交渉を行います。
価格だけでなく残置物の処分や引き渡し時期などが条件となることもあります。
不動産の売却では一度タイミングを逃すとなかなか次のお客様が現れないことも多々あります。
非常に悩まれるところと思いますが、ご自身の中で譲れる点と譲れない点を明確にしたうえで、条件交渉では前向きにご検討いただければと思います。
条件交渉がまとまり、購入を決断されたお客様から買付証明書(購入申込書)が提出されます。
買付証明書の内容にご納得いただければ、次は売買契約へと進みます。
6.売買契約を結ぶ
当社で作成した売買契約書(案)を事前にお送りいたします。
内容をご確認いただき、疑問があればお申し出ください。
しっかりとご説明いたします。
売買契約を結ぶ前には、法律に基づき、宅地建物取引士が買主に対して重要事項説明書を交付し、その説明を行います。
その後、いよいよ売買契約を交わします。
売買契約は、売主様、買主様、それぞれの仲介業者が一堂に会して行うことが一般的です。
本人確認の後、契約書の読み合わせ、手付金の授受、契約書への署名・捺印、収入印紙の貼付・消印を行い、売主様・買主様に各一部ずつをお持ち帰りいただきます。
なお、売買契約の際には次のものをご準備ください。
■実印
■印鑑証明書
■登記識別情報(登記済権利証)
■本人確認書類(運転免許証など)
■収入印紙
7.決済(残金授受・引渡し)
契約書に記載された期日までに、決済の日程を調整させていただきます。
決済当日は、残金の受け取りと同時に買主様に物件を引渡し、司法書士が登記申請手続きを行います。(司法書士ご紹介も可能です。)
その他、固定資産税の清算や諸費用のお支払いも同日に行います。(具体的な流れはこちら)
決済当日は次のものをご準備ください。
■登記識別情報(登記済権利証)
■住民票
■実印
■印鑑証明書
以上が無事に終了したら、お取引は全て完了です。
おつかれさまでした。
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